日本の製造業の多くは失われた30年とともに、自ら高い利益を上げることは困難になってきています。しかし一部には 競争力のある製品を持ち、良い利益率を安定的にあげている企業があります。

これら製造業の共通点でもありますが、高い利益率をあげるためには、
不具合を起こさないこと」そして「独自製品をもつこと
がポイントとなります。

不具合が引き起こす交換費用や補償費用は利益を吹き飛ばし、多額となれば会社の存続にかかわります。また、多くの中小製造業は支給図で物を作っており、価格を得意先にコントロールされていますが、他社にまねのできない「独自製品をもつこと」ができれば有利な価格交渉が可能になります。

不具合を起こさない」ためには、理にかなった設計手法と製造品質が必要です。
 ・設計手法とは材料知識、製図、強度計算、統計、品質帳票を理解し使いこなすこと。
 ・製造品質とは設計図の意図を理解し、実現する生産技術、品質管理を実践すること。

独自製品を持つ」ためには、売れる製品の企画とそれを開発実現するためのプロジェクトマネジメントが必要です。
 ・売れる製品の企画には、ニーズを分析し自社技術の競争力を認知したうえでの製品企画が必要。   
 ・プロジェクトマネジメントには開発すべき技術の抽出と方策、具体計画の立案、運営が必要。

これらのことができている企業はすでに「不具合を起こさず」「独自製品」で高い利益をあげているわけです。そうはなっていない理由は何かが足りないためかもしれません。

多くの中小製造業はいいアイデアがあっても、それを製品化することが困難です。
アイデアから製品化に育てるためには、開発、設計、品質管理で必須とされる技術、手法について手の内化することが必要になります。
そのお手伝いができ、御社の発展につながればと思います。