高機能素材Weekに行ってきました

2026.2.18~20、ポートメッセ名古屋で行われました。
時間がなく午前2時間だけの見聞でしたがセンサ関連の興味深いものをご紹介します。

●企業名:小松精機工作所
●製品:アモルファス積層モーターコア
【解説】
プレス打抜き加工+積層により製造したモーターコア(ティース)
一般的な電磁鋼板の積層板は通常板厚0.1~0.5であるが、板厚30μmの積層。しかもアモルファスであるので透磁率μや体積抵抗ρが高く、高周波磁界での渦電流を減らすことができ、効率に大きな効果がある。鉄損は1/10とのこと。

具体的な物性値は担当技術者が不在とのことで聞けなかったが、文献では一般的にρは100~150μΩcmと3倍、μは8000くらいで2倍程度である。

短所は硬いためプレスが困難、高温では結晶再配列が起こりアモルファス構造が崩れる。

当メーカはプレスパンチを工夫することで金型の高寿命化を達成したとのこと。

●企業名:ユニパルス
●製品:回転トルクセンサ
【解説】
検出部は金属箔ひずみゲージ、非接触でコイル給電し検出信号をデジタル化し赤外線通信で非接触に出力する。

スリップリングでのノイズ、摩耗をなくし、広帯域、高寿命を達成する。

ひずみゲージ+給電コイル+回路(給電、AD変換)+赤外線投受光の構成とみられ、構造的にはやや高いが特性素性はよい。

計測範囲も0.01~100Nmまでラインアップをそろえる。

●企業名:明産株式会社
●製品:非接触ウェブ厚さ計測システム
【解説】
光センサでテープ状材質の上面位置を検出。ローラーの位置は磁気センサで検出する。ローラーの変動や熱膨張がキャンセルされ、安定した測定が可能。

磁気センサは何を使っているのか、聞いたが不明であった。

静磁界センサとのことなので渦電流式ではなく、ホール、AMR、G/TMRのいずれかを使用し磁気ーギャップ特性を利用したものと推察される。

測定範囲は3mmまで、分解能は0.25μm

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