幾何公差
春から、職業訓練校等で在勤者向けの「幾何公差セミナー」の講師を行っています。
幾何公差は設計者として普通に使いこなしていましたが、教えるならばと思い、正確なところを再勉強しました。
実際9割方は知っていましたが、円形体の中心の求め方やデータム設定の定義など詳細については勉強になりましたね。
当たり前と思っていたことも若い人に教えられることがあり、よかったと思います。
設計者が当たり前と思っていることでも いろいろ役に立つこともありそうです。
【円形形体の中心の求め方】
4通りの方法があります
①最小二乗法による近接円の中心
②最大内接円の中心
③最小外接円の中心
④最小領域法による内・外接円の中心
軸の場合は③、穴の場合は②、真円度を求める場合は④か①を使います。
データムの求め方はまた違うんです。
知ってました?